ホビーは1950年の創業以来、ロングボードの歴史そのものを体現しています。

ホビー・アルター

Hobie Alter ホビー・アルター

「言わずと知れた、HOBIE SURFBOARDS の創始者。
1950年にガレージでサーフボードシェイプをスタート。サーフィンカルチャーの皆無だったカリフォルニアでサーフボード産業を創り出したパイオニア。
革新的な考えを持ち合わせ、バルサ材で作られていたボードを初めてフォーム素材を開発したり、Phil Edwardsモデルのようなシグネチャーモデルを初めて世に出したり、フィンボックスを開発したり、金属だったスケートボードのタイヤをクレイに初めて使ってみたり、とにかく業界初ということを数多く成し遂げた発明者。
数多くの後輩を育て、業界に多数輩出している。
2014年に享年81歳で他界。彼の残したすべてのものは、しっかりと受け継がれ、HOBIEというブランドはDana Pointの街のアイコン的存在になっている。」

テリー・マーティン

Terry Martin テリー・マーティン

「1952年にシェイプを始め、1963年よりHOBIEのシェイプルームでシェイプをスタート。以降約半世紀以上HOBIEのシェイプルームで、とにかくサーフボードをシェイプした。その数80,000本以上、この数はカリフォルニアの中でも異常なまでの数に及ぶ。毎日5本のシェイプを50年続けないとなしえない数字である。それだけサーフボードシェイピングを愛していた。
60年代に一世を風靡したモデル、Phil Edwardsモデルのプロダクションボードはほとんど彼がシェイプした。
気さくな性格で人々から愛されたTerryは、Dana Pointのキッズたちにシェイプを教えたり、歴史を物語ったり、とにかく人気者で、結果として数多くのシェイパーやライダーなどに影響を与えた。カリフォルニアの多くのシェイパーが影響を受けた人にTerryの名前を挙げる。
2012年、惜しまれながら他界、彼のシェイプ魂は、Mark Johnson, Gary Larson, Tyler Warren にしっかりと受け継がれている。」

マーク・ジョンソン

Mark Johnson マーク・ジョンソン

「UCSB(カリフォルニア大学サンタバーバラ校)卒業後、Hobie Alter, Phil Edwards , Terry Martinなどの下でシェイプを学んだ。
1990年代にPhil Edwardsとともにシャイプルームで過ごした経験が彼の礎となっている。
今となってはHobie Alter やPhil Edwards のシェイプを直伝してもらったシェイパーはかなり数少ない貴重なシェイパーの一人。Gary LarsonやTyler Warrenに多大な影響を与えたシェイパー。
HOBIEのブランディング全体の仕事をこなしながら、時間を見つけてシェイプしている。」

Gary Larson

Gary Larson ゲーリー・ラルスン

「長年のシェイプ経験を経て、2005年にHOBIEへ移籍。
Terry Martinの下でしっかりとHOBIEイムズを全身で吸収する。Terry Martinの亡き後、HOBIEのメインシェイパーとなる。彼のシェイプはとにかく緻密で正確。まじめな性格がシェイプににじみ出ている。Terry Martrinの生き写し的な面もあるかと思えば、独自の個性のシェイプもしっかりこなす。生粋の職人気質な彼に、シェイプを任せていて間違いない、という評価を各方面から得ている。とにかく彼のシェイプの安定感には定評がある。
Tyler Warrenが幼少期に初めてお父さんに買ってもらった、中古のボードは、なんとこのGary Larsonシェイプだった。」

タイラー・ウォーレン

Michael Arenal マイケル・アーナル

「ハイスクール時代に、HOBIEのショップスタッフとして働きながら、ショップ横のシェイプルームでシェイプしていた、Tyler WarrenやGary LarsonそしてJosh Martinらのシェイプを目の前でまじまじと見ることで、サーフボードシェイピングというものを体現した。その経験と独自の発想からシェイプするボードは、若くして一目置かれる存在になる。そして、2017年正式にHOBIEのシェイパーとして迎えられる。
Tyler Warrenを彷彿させるオルタナティブ系からシングルフィンログをアートとしてシェイプする、独創的クラフトマン。彼の独創性とHOBIEの歴史が融合し、次々に次世代のシェイプを生み出している。」

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